初心者の方の疑問で、『仮想通貨と電子マネーとはどう違うの?』っていう疑問が湧くと思います。
正直、最初は私もその口でしたが、いろいろ調べてみて説明できるくらいになりましたので、このページで説明してみようと思います。
電子マネーと仮想通貨の大きな違い
まずは、この画像をみてください。
電子マネーは、このように現金を電子マネーカードなどにチャージをした上で、コンビニ支払い、自販機、自動改札などの決済で気軽に使えますが、電子マネーからは現金化できません。電子マネー上に残ったままになります。
これは、利便性を利用した消費が前提の仕組みになっています。
それでは、ビットコインのような仮想通貨は、どのような扱いになるのでしょう?
ビットコインは、コインと言っても電子マネー同様に現物はありません。スマホや仮想通貨デビットカードでやりとりします。
なので、強いて言えばデジタルマネーとも言いましょうか? 現金ではないけれども、お金には違いありません。
そう言われても、イメージがわかないと思いますので、こちらの画像をご覧ください。
そうです。
簡単に言えば、金(ゴールド)と同じ扱いになります。金取引には、時価相場があって、毎日相場が変動します。
ビットコインもそれと同じく、毎日相場が変動して資産価値として、目には見えないものではありながらも価値を有しています。
そして、このビットコイン(仮想通貨)は、国が認めた通貨=法定通貨(現金)と同じ扱いになるのです。
※2016年8月に改訂資金決済法が可決したことにより資産とみなされた
だから、仮想通貨から現金への換金も可能になっています。ビットコインから日本円、ビットコインから米ドル、ビットコインから中国元、ビットコインからユーロなどなど。
仮想通貨は世界共通通貨に
仮想通貨は、これから先進国を網羅し世界共通通貨として扱われていくと、私は捉えています。
国際社会が急速に進む日本の国策として、法律の整備がされ、今まさに進み出そうとしているので、ちょっぴり便利な電子マネーの時代から、仮想通貨ウォレットの時代に移り変わることでしょう。
ワーキングホリデーや海外留学で海外に出る若い世代や、海外出張や外資系会社の日本進出でも、ビットコインの支払いがまかり通ってくる時代かくるやもしれません。
何より、海外送金するための手数料が、普通の海外送金よりも100分の1の料金でお金を送ることが可能なのですから。
余計な手数料が、かなり少なく抑えられるのも大きなメリットとなってくるでしょう。
海外留学中の子供にビットコインで送金すれば、手数料は数十円。そしてすぐに反映されて、すぐに使うことができる。出稼ぎでも同じく、送金手数料が安いので、送金金額が減らずに済んだり。
これからの日本も、現金を持つ喜びもありますが、世界に目を向けてみると、少しは対応していかなくてはいけないと思うのです。
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